2012年10月18日木曜日

小野川大乗寺の開基


■2012年10月18日(木)曇り
 
 昨日は午後2時過ぎから降雨となり、夜は大雨となった。雨、雲のシェルターのため放射冷却は起きずそれほど冷たい朝ではなかった。昨夜の天気予報は北海道の峠は道路に積雪がある、というもので、当地も同じような状況。10月23日は生産者があつまる総会が隣町の柳津で行われるが、この総会時期にいつも初雪があり、送迎バスが普通タイヤのためチェーン装着のため時間がかかり、送迎に来る時間が遅れる、ということも何度もあった。また10月下旬に60cmくらいの初雪で、残ったかすみ草ハウス倒壊、という記憶もある。
 10月9日より千葉県の幕張メッセにIFEXでほぼ1週間不在にしていたが、帰郷してみると、我が家のかすみ草ハウスだけが圃場に建っていた。すべての農家は、この間にほとんどのハウス解体が終了していた。
 昨日も圃場でハウス解体をしているのは、私だけである。
 昨日は岩下(上)圃場でハウス解体をした。滝谷川右岸にある圃場で、左岸である対岸に2名の人が稲刈りの終えた水田にワラ藁集めに来ていた。一人は奈良布の良雄さんのようなので、手を休めて岩下橋を渡り行ってみた。
 10月15日に「おてらさま」があり、小野川本村の曹洞宗・大乗寺に檀徒が集まった。その際、現在の僧侶である会津若松門田の方が、新しい位牌が寺内にあった、と講話された、我が家からは小野川生まれの母79歳が参加したが、詳細を理解できなかったので、良雄さんに聞いてみた。
 良雄さんによれば「今回、寺掃除で、開基檀徒の位牌が見つかったということで、それは重雄さん、クマヨさん2名が開基檀徒である」ということがはっきりして、「元禄年号が付されていた」ということである。
 小野川の大乗寺は、1500年代に開基し、博士峠の東側の尾俣窪の龍門寺が関与している。地蔵堂、博士峠、近世になり寺の整備が行われた。
 中世・会津高田(現・会津美里)の尾俣窪の龍門寺を保護した松本氏は蘆名家に仕えたが、たびたび反乱を起こし、最後に滅ぼされた。博士峠など会津西部地区への通行管理をしていたと思われる。
■10月23日の総会後のカスミソウ栽培検討会(特に仕立て技法・本数)について川口の金山普及所を訪ね、進行役の長谷川浩先生と打合せをした。昭和村役場の産業係上杉幸子さんを訪ね、23日の来賓挨拶の件もお願いした。IFEXの資材(横断幕やノボリ)も昭和村花き協議会事務局の産業係に返却した。
■10月18日、19日、大阪で、カーネーション生産にかかる大きな催事がある。IFEXで講演された宇田先生(もと花の試験場・普及員、定年退官後現在はなにわ花いちばの顧問)。IFEX会場でもお会いしました。→ 宇田明先生
■10月23日夜の会津MPS連絡会は、湯田さんから連絡があり5名、こちらで把握しているのが7名です。12名。会場は現在未定です。
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8月31日の高畠圃場(大岐、標高730m)
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上:高畠(ハウス解体が終了している)。下:岩下圃場と岩下橋
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