2012年6月24日日曜日

2012年6月24日、御愛宕様、天狗様の遷宮式


■2012年6月24日(日)晴れ
 本日午前10時より、大沼郡昭和村大字小野川字大岐の大岐センター前で、「おあたごさま(愛宕神社)」「てんぐさま(博士山大枝沢天狗神社)」の2石祠を新しくしたため、遷宮式が行われた。会津美里町から神主が2名来られた。
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独特の雲が喰名山に登った。



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父・清一が24日の愛宕様、天狗様の遷宮式に間に合わせて建てた標柱。

2012年6月20日水曜日

奥会津大学3年次講座、大岐を歩く


■2012年6月20日(水)小雨、曇り
 午前9~11時、大岐地区を歩きました。遠来から参加者の皆様、主催者の皆様、たいへんよい会になりました。感謝します。戸数9戸の集落の500年の来し方を歩きながら思う、、、、という貴重な一日になりました。
 午後1~4時、昭和村公民館で講座を担当しました。30名ほどの皆さんが参加されましたが、参加された人の方が見識もあり、人間としてとても優秀で、参加者に助けられた講座だったと思います。私の考えを、うまく伝えられたかどうか、、、
  地域の調べ方、、、複合生業の歩みを学ぶということで、大岐のカラムシを挽いている赤木洋子さんにもフィールドワーク、午後の部と体験した3カ年のことを語ってもらいました。
   一次産業(農業・手仕事・林業、、、)のあり方が生業を考えるという柱にあります。地域遺産、地域にわずかに残された手がかりから人々の歴史を見つめると、社会の変化と、変わらない地域の自然環境・変わる気象(気候変動)と複数の生業をすりよせるなかで地域の浮揚(それは経済活動が活発化する)する時期が周期的にある、ということがわかります。そこで考えるのは人の役割です。地名や物語をまとめるなかで、ある時代を象徴する人を軸にした地域史、が構成できるのではないか?とういのが今回の1800年代初頭、近世の文化文政(化政期)に生きた「大岐の染屋、菅家蔵之丞kuranozyo」(~1830年、文政十三年三月没、善厳寿生居士、恭室妙生大姉の墓石あり)を軸にフィールドワークを立案し座学で背景を文献資料で示しました。このようなかたちで小さな暮らしの規範のケーススタディを構成しました。
 夕方、帰宅するとかすみ草苗が届いていました。仮植。夕方採花は延期し、明日朝には採花します。フィールドワークの実施ができないと思いましたが、台風四号が通過し、奇跡的に午前中静穏ななかで集落を歩くことができました。午後は雨になりました。
 なお、私は参加できませんでしたが、19日、20日と金山普及所の長谷川浩先生、ミヨシの谷一道さんがアルタイルのダブルピンチ(2回摘芯)の地域巡回講習会を開催されています。お疲れ様でした。
■主催者の報告→奥会津大学ブログ、、、お疲れ様でした。
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2012年6月14日木曜日

6月14日、からむし


■2012年6月14日
 5月20日にカラムシ焼きをした後、芽は大きく育っています。昭和村大岐・高畠。
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今年植えた小野川系のカラムシ
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■2012年6月16日(土)
 午前4時20分、気温13℃。小雨に、なってきました。これから雨の予報。今朝は小鳥が鳴かない(嵐の前?)。
■午前は4月19日植え無加温促成栽培かすみ草(FG462)の脇芽掻き(摘み取り)。大畑にマリーゴールドを6列植える。午後より宮城県へ。


2012年6月12日火曜日

生育する植物、かすみ草、からむし


■2012年6月12日(火)曇り
 午前、ワタ、紅花を高畠の大畑に植える。下中津川の苧麻倶楽部の奥会津大学実行委員会に20日の資料を届ける。午前の部A4版14枚、午後の部22枚。
 午後、高畠の角畑にかすみ草:銀河の苗を植える。午後3時30分、アカショウビンが3度鳴いた。風は冷たい。
 金山普及所の長谷川浩先生が来畑、行事等の打ち合わせ。
■本日、仙台向け、カスミソウを1箱出荷。→本名敬君
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2012年6月10日日曜日

会津物語35 おしょうぶきつね(小野川)


会津物語35(6月8日掲載)

■2012年6月10日(日)
 6月8日(金)の朝日新聞・福島県版に「会津物語35」が掲載されています。大岐の故・ワグリさん(明治35年生)に聞いた御菖蒲狐の話です。→ PDF
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■7月13日の朝日新聞福島県版の会津物語。39話。大枝沢天狗神社のこと。→PDF
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■8月17日に掲載された会津物語41おさんキツネ「ハケゴのユワナが空っぽに」→PDF
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■昨日(9月28日・金曜)朝日新聞福島県版に、会津物語45話が掲載された。
 昭和村の竹の原のキツネ「ソリの積み荷を、よく取られた」。野尻の小林弥吉さんから、この春に聞いた話しをまとめたもの。  → PDF
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2012年6月1日金曜日

ブナの発芽、カラムシの芽


博士山のブナの発芽と、かすみ草:フォレスト

■2012年6月1日(金)
 2011年はブナの花が咲き、結実。その種子から、現在発芽した双葉・本葉が山中に多く見られる。2011年は我が国の災害史では地震・原子力発電所災害と特別な年であった。
 5月31日も、晴れ。高畠・大畑のパイプハウス内に、かすみ草銀河CV538を植えた。そして大田(下2)圃場・パイプハウス内にかすみ草:フォレストを植えた。夜から雷雨になる、というので30日、31日に定植したかすみ草の露地ハウス5棟の植え穴にモミガラクンタンを置いた(雨による土の葉への付着防止と草出防止)。特に、雨による土の葉への付着は斑点細菌病を誘発し生育阻害し株が腐り、とろけてしまう。予防のためにはハウスに屋根ビニルを被覆しておけばよいが、我が家の場合は露地で天水を頼り管理し、発蕾後にビニル被覆する。
 雨になる予想が出てきたため、午後の作業を変更し岩下(上1~4棟)の耕耘・施肥・マルチとし4棟を造る。
 愛知県のフクカエン種苗から最終納品のファンタイム・ウルトラのかすみ草プラグ苗(セル苗)が到着した。
■今日(6月1日)は午後1時30分、三島町川井の第3集荷所前集合・出発で同地域のかすみ草圃場を長谷川先生と巡回する。作柄を見ることと、開花時期、品種ごとの生育を確認する。
■6月5日(火)午前はファーマーズ・カフェ大芦家(佐藤孝雄氏)主催の村内集落散策会。集落の歴史を見て歩くことを3年前から行っており、今回は下中津川。
 大芦から矢ノ原、下中津川へと自動車乗り合わせで諸処を見て、下中津川の見所を徒歩で案内する。大芦の赤田にある戊辰戦役関係(佐藤音之助墓)、矢ノ原の野村新平墓、矢ノ原の山の神様、矢ノ原の縄文時代早期の遺跡群。矢ノ原は大芦と下中津川が所有しているが多くは下中津川の共有草地(草刈り場)であった。
 下中津川は中世の熊野堂、花坂、青麻神社(苧麻)等をおよそ2時間。
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楓類
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カラムシも発芽
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高畠・はのきだち畑を耕耘する清兄
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大田(下2号棟)かすみ草・フォレストの定植。
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ワラビとフキ
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