2012年1月25日水曜日

百年前のカンジキ


■2012年1月24日(火)
 昨日は小雨、みぞれ、小雪になるものの、霧が凍ったような微細な雪。低標高地の国道は白の圧雪が溶け黒い路面が出ている。周囲に雪があり夜は凍るため凍結路面となる。
 春の気配がこの数日はしている。
 本日は福島市。
■輪カンジキ(かんじき)の丸い輪は集落周囲から採取したタケであるが、これは長持ちしている。79歳の父が子どもの頃にすでに家にあったというカンジキ。父の父か、父の祖父が作ったものだが、当時は、タケとブドウッカワ(葡萄蔓の皮)で作られていた。麻糸で亀甲を編むこともあった(現在はそれはプラスティックひも)。ブドウッカワは冬の雪中で雪が付かず、凍みないのだという。
 大小の100年以上前のカンジキの竹輪に、現在のプラスティックを編み渡してあった。大きなカンジキは深雪時に使う。
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