■午後、大岐の北西谷の川谷(村道柳沢線)で、私有地(共同所有)のブナの葉を採取した。ヨーコさんが、大岐で採って挽いたカラムシを染める、という。葉をハサミで細かく切るに90分、300gほど。煮出したブナの葉の染料で原苧麻50~100g程度染められる、という。
ブナの葉の多くは黄色になり、1000mより高い山では茶褐色になっている。あと2週間ほどで博士山に初冠雪。1ヶ月で集落も雪に埋もれる。
■夕方、モミガラクンタン焼きの白い煙のなか、タカミアンニャが来て、照子姉、みつい姉、母が移動販売車に集まった。母はキノコを塩蔵するための粉砕塩(粗塩)を求めたが無く次回に、ということになった。にがり成分を含む粗塩(粉砕塩)が、塩蔵時に長持ち機構が有効になる。
今年は10月になってマツタケ、シシタケが大量発生していて、特に大芦山域では過去70年間にない大量発生だ、という(ヨシノブ兄)。