2020年1月2日木曜日

菅家福次日記:1943年1月13日(水)岩下から大岐へ

菅家福次日記:1943年1月13日(水)岩下から大岐へ
■岩下を通り帰宅へ

■1943年1月13日(水)吹雪
 昨夜からの風は未だやまず益々猛威を振ふ。授業今日かぎり家へ帰ろうと思えば話も耳に入らず。昨夜の披露式に招かれて未だ広兄と共に帰る僕等が清次氏に休み居る中、一郎君達学校に来て帰る。荒れていると思いど、意外、心安く帰る。岩下にて追へかける。好等登校に四時間もかかったと云ふ。夕方独りで家に帰る。夜貯金集金、昭三、フデ子の許に封書認める。

★(解説)大岐から一郎たちは4kmの雪道を4時間かけて青年学校に来ている。連泊した福次は1月8日から12日まで小野川本村の親戚2軒に計5泊して、この日大岐に帰る。途中、岩下で先行きの一郎等に追いつく。




↑岩山の下が岩下。もと木地屋集落があった。
写真の左手前側