■だんごさし
■1943年1月14日(木)小雪、風、冷
団子さしだが、今日は小野川校にて青年団役員会(十時より)。帰還兵歓迎会(十三時)がある。団子さしを早く片付け用意する。自分一人で出かけると風となって道がない。先を案じてもどる。後藁切包丁山カゴ等磨く。夜、高小時代の算術帳を見る。幾何何分六ヶ所今でもわからぬ位だ。今日の発信昭三へ(衣料切符在中の手紙)、フデ子へ(モチ送る)、貯金通帳局へ。
★(解説)小正月の団子さしの日。いまもだんごさしは行われている。いろいろ用事があり小野川本村に行こうとして出かけたが、雪道が吹雪で無くなっていて行くことを止める。弟妹に手紙などを送る。弟の昭三は茨城県日立の軍需工場で働いている。
↑2011年1月13日撮影。大岐。だんご。
↓ミズノキ(だんごをさす木)