2009年5月6日水曜日
輪かんじき
さんねんだけ(三年竹)
■2009年4月21日(火)大岐は、朝から強風雨の日、昼頃は晴天・曇りに。
父・清一(せいいち、76歳)が、昼に語っていた。
「いしわりくぼ(石割窪)に行ってみる」
私は山野を歩いて、夕方4時から雨になったので家に戻った。
「石割窪の上で20本、サンネンダケ(三年竹)を取ってきた。数日後にカンジキの輪を作る。いまがセツ(節)だ。」
「石割窪は高畠とワンナ沢の間。竹(地竹、根曲がり竹)は二年目のものだとシナクレル(萎れる)。フシ(節)の皮が付いていない三年タケ。四年タケだと堅くて曲がらないけれども、うまく作れば丈夫だ。四年タケだと黄ばんでくる」
■本来は、10月下旬、この地域が落葉した頃に竹を採取した。それを冬に火を使ってあぶり曲げた。輪カンジキ作り