2009年5月6日水曜日

母の笹巻き(ササマキ)




■2009年5月3日(日)薄曇り。

 今日、大岐集落内の桜、山桜とも満開になった。平年通り。ブナも葉を緑色にひろげはじめました。今日から博士峠の水芭蕉の杜の直売所が開店しているようです。明日も。若い人が亡くなり祭りは中止になりましたが直売はやるそうです。

 1昨日から村内で親子クマの目撃例が何カ所かであり、松山、野尻等の地区には檻が設置された、という村内の防災無線広報が音声で谷間に流されている。

■五月の節句にはササマキ(笹巻き)を作り、食べる。集落周囲の山野に自生するチシマザサの葉を前年夏に採り乾燥したものを水で戻し、同じように採っておいたイワスゲを縛る紐とする。あるいは湯で煮て戻す。

 餅米を洗い、水を切る。

 笹の葉には表裏があるので、それを確かめ一枚で筒を作り餅米を入れ、もう一枚の笹でふたとなるように折りたたみ、紐を掛ける。一端は長くしておき五個で端を結ぶ。

 このまま、水に浸けてからゆで上げると早くゆであがる。一時間ほどゆでる。

 母・ミヨ子(七十五歳)。一升の餅米で笹巻き四十個が出来るが、笹の大きさによる。動画は数日後に編集し掲載します。母の笹巻き(ササマキ)