2007年12月21日金曜日

一年の終わりに



■2007年12月21日(金)福島県大岐の雪は50cmと少ない。

→→→ ユーチューブに動画で掲載しました。

2007年12月1日土曜日

12月1日


■今年は落葉は10月下旬のブナ落葉から、11月のコナラ落葉と順調でしたが、コナラ類は葉の落ちが悪く、梢に紅葉した葉をつけたまま経っているものが多くみられます。夏や秋の高温の影響だ、と言うひともいます。11月末にはカラマツも落葉しました。

 今年の降雪は、落葉に合わせて、高山(会津地方では飯豊山、磐梯山等)に降り、そして博士山に降り、集落のある地域に降ってきました。小野川地区、大岐地区は、その初雪が根雪になると思います。

 11月18日から降った雪は30cm積もりました。11月20日から雪、、、11月21日からの雪も同じくらい積もりました。
 写真は11月26日の大岐です。

2007年11月4日日曜日

ハウス解体、落葉進む






■2007年11月4日(日)、雨と晴れが交互に来て、晴れの日にかすみ草のパイプハウスの解体や、冬を迎える準備をしています。

2007年10月28日日曜日

紅葉のなか



■2007年10月28日(日)、前日は台風20号の雨が終日続き、滝谷川も濁流となり増水した。今朝には雨は止んだ。盆にまいたダイコンを食べ始めている。生育は順調だ。周囲は紅葉。標高1000m以上は落葉がはじまった。キノコの出は、悪いようだ。

 雨の7月、8月と9月は高温。かすみ草は10日ほど前進開花しているので今年は秋が早い。

2007年9月28日金曜日

9月27日、深雪(ふかゆき)




■2007年9月27日(木)晴れ。
■福島県大沼郡昭和村大字小野川字大岐の自宅小屋にて、収穫してきたかすみ草の葉取り、調整、選別作業を母としていた。父が高畠の角畑に8月盆(写真)から蒔き付けたダイコンの生育を見てきて、小屋に入ってきた。

「今年は、だいぶフカユキ(ずいぶん深雪、つまり大雪)になんな(なるな)。デエコンバ(大根葉)が、でっかく育つ」
「勝四郎あんにゃ、ゆいゆいした(亡くなった勝四郎兄が良く言った)。デエコンバ、長くなっときは、フカユキになんだと」

■前段は今年の大根の生長の観察記録で、昨年との比較をしている。後段はこれまで聞いてきた知識と比較している。



2007年9月9日日曜日

じゃがいも掘り



■2007年9月7日(金)台風9号が会津地方を縦断した。露地かすみ草生育中のものが風で倒されたが、ハウスの被害などはなかったので、ほっとした。雨、風もけっこう強かった。

■9月8日、9日と台風一過の多少小雨交じりの晴天が続き、高温が今日も続く。父母は高畠の角畑に植えていたジャガイモを掘り、家に搬入した。秋の収穫がはじまっていきます。

■いま旬はミョウガの花。8月盆にまいたダイコンの間引き菜。

2007年8月14日火曜日

8月14日の朝8時30分、墓参




■黄色の八重のボンバナ。ヤマトギクと呼ぶ人も。
■調べると花笠菊、ハナガサギク。奥会津の1軒1軒の庭先、墓地に残されている。ヤマユリも同じようにある。

8月13日、夕方。迎え火はボンガマで



■2007年8月13日の夕方、薪を各家を燃やし迎え火をする。家の玄関のある方向、、、、東手、、、その庭にボンガマ(盆窯)をうつ(作る)。そこで迎え火をする。16日まで毎夕、続ける。作るのも、燃やすのも子どもの仕事だ。

2007年8月10日金曜日

8月10日、盆を迎える準備



■8月 日、墓掃除。そして家の中の片付けがはじまっています。親戚やゆかりの人々がお盆に帰省するからです。それにあわせて、夏の野菜がとれはじめています。インゲン、なす、きゅうり。台風5号の被害はなかったものの、あれ以降、毎日午後は雷雨が未明まで続き、午前は暑い晴れの日、、、が続いています。すすきの穂は8月4日にではじめました。秋の虫も草むらでなきはじめています。午後4時には山の日陰になる大岐集落。ヒグラシ(せみ)の声と、夜の星と、雷雨で増している川の音、、、7月のはじめまでないていた川のカエル(かじか)の声はしなくなっています。

2007年7月24日火曜日

7月24日、じゃがいも




■2007年7月24日(火)。梅雨のなかでの久しぶりの晴れ間。台風4号、中越沖地震と続いたなか、数日前よりヒグラシが鳴き出し、夏になった。ただし今朝は気温11度と、寒かった。日が暮れてからの気温低下も長袖が必要になっている。もうすぐススキが穂を出し、秋の虫が鳴き出すだろう。

 気温が高くなり、ジャガイモ畑のカオリがするようになってきた。新ジャガイモも、食卓に出るようになっている。まずは皮付きで味噌汁で。

2007年7月16日月曜日

7月16日(月)10時13分 震度4




■2007年7月16日(月)午前10時13分、新潟県柏崎市沖を震源とする地震があった。同地で震度6強で災害となっている。柏崎刈羽原発は変圧器から火災炎上しているテレビ報道。家屋倒壊、道路が割れている。

■大岐では震度4.長い横揺れが続き、余震も2度ほどあった。幸い、被害はない。

■7月15日に台風4号が東海地方を東進し、上陸せずに房総沖にいき暴風域が無くなった。雨が多くふり、川の水かさは増したけれど、被害は当地では出ていない。沖縄から、九州、四国、本州で被害はでている。

■7月13日の午後1時、祭礼準備。14日10時祭礼。大山祇神社。

2007年7月12日木曜日

7月12日(木)週末の台風4号を待つ





■2004年7月13日は集中豪雨で洪水となった大岐・小野川地区。
■2007年7月12日、北上する台風4号、、、、活発化する梅雨前線。雨の国。14日からは大岐のオミヤ、、、、大山祇神社の祭礼日。2004年はそれが洪水で行えなかった。
■大岐の産業であるかすみ草栽培はいまが盛り。写真は会津盆地から南西にある博士山。

2007年6月17日日曜日

6月16日(土)大乗寺



■2007年6月16日(土)午前。小野川の博士山・大乗寺の第十九世の和尚、鈴木文宗さんの葬儀が同所で行われました。地区の檀家の人が集まりました。7名の僧により法要が行われたそうです。我が家からは七十歳を超えた母が行きました。母は小野川の生まれです。

2007年6月14日木曜日

6月14日、かすみ草植えつけ

■6月に入り、毎日のように、宅配便により、かすみ草の苗が入荷しています。小さなポットに植え(仮植)、30日程度育ててから、畑に植えます。5月に入れた苗が、霜が降りなくなる6月のはじめから植え込み(定植)がはじまっています。

■6月15日(土)は小野川のお寺様・博士山大乗寺の集まりがあります。

■5月4日の水芭蕉まつり(博士峠)が、福島県の会津坂下農業普及所のブログに紹介されました。

 →→→みどりのアグリ情報6月6日、小野川地区の取り組み

2007年6月7日木曜日

6月6日 時々雨の日 電子基準点020941




■2007年6月6日(水)昭和花き研究会、、、花の生産農家のグループの畑(ハウス)を巡回しての例会があった。福岡と広島の花市場の社員も参加した。午後、雨になり、埼玉県和光市から東京板橋市場から私たちのかすみ草を買っている花屋さんが観光バス1台でやってきた。待ち合わせは小野川分校前。しばらくぶりに小野川分校の校庭を歩いていると、見慣れないステンレス製のロケットのような構造物が建っていた。前に百葉箱のあった近く。国土地理院の電子基準点標識というパネルがあった。地球を周回する人工衛星から地域の大地の移動を観測するGPSの標識のようでした。

2007年6月6日水曜日

6月5日(火)晴れの朝


■2007年6月5日(火)晴れ。朝6時から静岡県浜松市の輸送会社の4トントラックが2700個の花輸送容器(バケット)を持ってやってきて、川向の大型ハウス脇の下屋に2時間かけて手で下ろし作業が行われました。

■そのとき、愛子姉が家に歩いてやってきた。玄関での立ち話だ。

「おはよう、いちあんにゃ、いますか?」
(おはよう、清一さん、いますか?)

「あの、今朝、畑に行ってみたら昨夜クマが歩いた足跡がついていたの」

「としあき、んとこの畑はビニルマルチをはいで、土のなかの肥料を喰った」

■父はその話を聞いて、
「きんな(昨日)から、としあき、んとこの堆肥に入れたトウフカラを喰ってる。だから、トウフカラ(豆腐から)喰うためにマルチのなかも掘ってんだ」

2007年6月4日月曜日

6月4日(月)朝


■2007年6月4日(月)晴れの朝。大岐の川向こう、滝谷川の右岸のかすみ草のハウスで、今年初めての採花作業を行った。品種はピュアスプリングという熊本の七城町の人が育種した早生の品種で、3月中旬に雪の中、ハウスを掘り出し、ビニル被覆して植えて管理してきたもの。

 ハウスの南手に砂利道の農道が通っている。その土手に我が家の山椒の木が植わっている。いま身欠ニシンの山椒漬けがおいしい季節だ。軽トラックが一台近づいてきて停めた。車の窓から身を乗り出して話し出した。敏章あんにゃだ。

 「おーい、ヒロ。イチあんにゃは、いねえか?」
 (博昭君、清一兄はいないか?)

 ハウスから出て、「いねえぞ」と大声で応えた。

「おらいの坂の上の畑の脇の堆肥置いているところにクマが出てる。豆腐のから、喰ってる。あと、墓の下(しも)にもクマが出てっつお。親父にゆってくろ」

 「わがった」と応えた。

■朝の採花はこも包みで4つ。それを小屋に持ち帰り、すぐに葉取り、5本に束ね、染色剤で水揚げした。8時の朝食時間に母屋で、父に敏章あんにゃがこういってたぞ、と伝えた。「いちあんにゃ」とは清一のイチをとってつけられた集落内で呼ばれる名前だ。

2007年6月3日日曜日

ファミマ:メリーランド109号


■いま会津地方のファミリーマートのレジ脇で無料配布されている月刊誌『メリーランド109号』(6月号)の3ページめに、5月4日に昭和村小野川の博士峠で行われた水芭蕉まつり、が掲載されています。なんだべ汁も載っています。表紙は喜多方市のベロタクシー(人力自転車)。

2007年6月2日土曜日

6月1日 携帯電話が開通


■2007年6月1日、大岐でもNTTドコモのフォーマ携帯電話が使えるようになりました。小野川の五本松付近(喰丸トンネル)に昨年秋に鉄塔が建てられ、下中津川の局中継所から柳沢峠を10数キロ、光ファイバケーブルが架線され、ようやく開通したものです。すでに廃村に近い状態の集落でも、携帯電話が使えるということはビジネス?に生活に大きな影響を与えると思います。

■寒い日、暑い日が交互にやってきて、こたつを出したり、石油ファンヒーターを出したりしまったり、、、、下中津川の古老が言うには、「普通の年は、田んぼの畦(あぜ)の草を1回刈ってから田植えになったが、今年は草が伸びないうちに田植えになった」という(本名敬君より)。

■5月下旬より毎晩、集落後背地の山から畑際にクマが2頭出没しています。5月30日はカッコウ鳴く、6月1日はアカショウビンがお宮(大山祇神社)の森で朝に鳴いていました。南方からの渡り鳥です。ツバメも巣作りが忙しい。

2007年5月27日日曜日

5月27日(日)田植え休み


■2007年5月27日(日)大岐の田植えが終わり、村休み。朝、大岐センター前の花壇にご婦人方が花の苗を植えた。29日の朝は、道普請(みちふしん)。神社の旗ざお(金属)を磨き塗装しました。午前11時までかかりました。
昨日より強風が2日目、黄砂も2日目。

■家の裏手にクマが出ています。

2007年5月23日水曜日

稲荷様・金比羅様










■大岐には稲荷様がふたつある。村の稲荷は愛子姉の後ろの尾根に。土地は愛子姉の家のもので、祭りは昔は村がお宮と一緒にやっていて、太夫様(神主)がふたつをおがんもうした。

■大岐のカミ(上流側)の高畠の尾根の稲荷様は一夫あんにゃと故カツジ(一二)あんにゃがい(家)の屋敷稲荷で、石段が二十五段有り、石祠がある。そこから尾根を伝い行くと杉の巨木の間に金比羅様の石祠があり、それは一夫あんにゃの私祀。おおきな赤松がある。カツジ兄の祖先の蔵之丞が建てた。

■大岐の高畠の、この尾根近くの「からむし畑」の脇には白い桃の花が咲く。いままで、もと子姉がずっと使ってきた畑だ(故カツジ兄の家)。この数年は織り姫が畑作りをずっと手伝い、夏のからむしひきも手伝っていた。今年はどうするのだろうか?

2007年5月22日火曜日

5月22日(火)晴れ、エゾハルゼミ鳴く。








■2007年5月21日よりエゾハルゼミが鳴き出しています。22日は大合唱です。田植えも行われています。先週は寒く、今週は晴天でよい天気になっています。

■高畠には5月20日から熊が出て、「べえこのだんべ(牛の舌)」という野草、水芭蕉の葉に似たものをたくさん食べて、大きな糞を6カ所にしました。1カ所の糞のかたまりはバケツ1杯分くらいの容量で黒褐色。

■いよいよ農作業は本格化していきます。

■もとこ姉の家の庭では1昨日よりゼンマイ干し、ゼンマイもみ、、、が行われています。

■高畠の白い桃の花が満開です。この花を目印に、からむし焼きが行われます。