■12月24日(金)から降り始めた雪は、25日(土)・26日(日)と降り止まず100cmほどの新雪が会津盆地・奥会津に降りました。田島町は少雪でした。
降雪量が一気であったため杉の木を中心に倒木。昭和村では12月26日未明より停電となった。回復は27日の15~17時頃で、36時間。野尻川上流域のいわゆる上昭和地区の簡易水道も断水となった。26日の夜は冷え込み、水道・トイレ・風呂ボイラーなどが停電による凍結となっている。
福島民報新聞は12月28日付け紙面で1面中央写真に昭和村の停電・断水、社会面で「昭和 耐えた36時間」と報じた。東北電力は400人を27日に投入した。多くは県内外からの災害復旧応援で、新潟県・宮城県からのチームが奥会津に入っている。
■1週間に一日少雪があり融ける、雨が降るという12月の上旬・中旬の気候は、クリスマスから大雪となったが、暑い夏の影響で日本海の温度が高く、水蒸気量が多いうえ、風が弱く、吹雪にならない降雪で会津盆地に多く降った。
会津若松市北会津町の農業地帯のビニルハウスを中心に大きな被害が出ている。